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Tokyo Strut
¥4,950
著者:有元伸也 発行:ZEN FOTO GALLERY 判型:200×200mm、168ページ、上製本 部数:1,000部限定 発刊:2022年 有元伸也は、初期の頃から一貫して人間とその暮らしの環境に関心を向け、写真を撮り続けてきた。街を彷徨しながら写真を撮り続けるうちに、絶えず変遷する都市のなかにプリミティブな生命の営みを探るようになり、2006年より日本一の乗降者数を誇るターミナル駅であり、都庁を核に副都心として機能する新宿に着目し、その日常を撮るようになった。『Tokyo Strut』は、有元が巨大な生態系としての都市に生きる人々の肖像を写し取った『Tokyo Circulation』以降の最新作をまとめた写真集。 「僕は写真を撮っている。「写真家」とか「アーティスト」とか名乗ってみれば聞こえは良いが、正直それで食えてるわけでもなく、偏屈な性格から世渡りを上手くできない現状もある。幼少の頃から人と同じことができない自分を欠陥人間だと思っていたし、そう思わざるを得ない世間の風潮を過敏に感じていた。協調性や空気を読むことが尊ばれる世の中に於いてはどうにも生きにくい性格だ。……それでも自分を信じて堂々と生きたい欲求があり、それを見事に体現しているような人たちに出会うと心の底から嬉しくなり、リスペクトとシンパシーを持って撮影する。厳格なテーマなんかもないので、ほとんどのカットにおいて、絞りとシャッタースピードは固定。フォーカス位置も目測、ノーファインダーでシャッターを押している。現像した写真を見ると、当然ながら構図は不安定、ピントも曖昧で人物の顔が途切れているカットなんかも多々ある。たとえそれが失敗だとしても気にしない。「ハッピーでラッキー」という単純明快な言葉を唱えながらズンズン進む。そうすることで過去の呪縛から開放され、より自分らしく振る舞うことが出来るようにと。」 ― 有元伸也
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Tokyo Debugger 【有元 伸也 】
¥6,050
著者 : 有元 伸也 判型 : 257 × 190mm 頁数 : 160頁 製本:コデックス装、小口三方箔押し 出版:Zen Foto Gallery 『Tokyo Circulation』『TIBET』に続く、禅フォトギャラリー刊行の有元伸也写真集3作目。 都市と共存しながらたくましく生きる生物としての人間の姿を長年とらえてきた有元が、都市部での撮影と並行して東京西部の山間部である奥多摩町や桧原村へ通い、かつて人の営みがあったであろう痕跡とそこに生息する虫たちをとらえたシリーズ。 有元にとって東京の都市と山間部は「コインの裏表のような関係」であり、我々人類とは明らかに違う生態を持ちながら、その両方を隔てなく往還する虫たちに生を営むことの本質を覚える、という。 地球上で最も成功した生物と称される彼らが跋扈する、東京でありながら東京でない、もう一つのパラレルワールド。是非勇気を出して体感してみて欲しい。 ― 出版社説明文より
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Long Hug Town 【水島 貴大】
¥3,600
著者:水島 貴大 発行:STAIRS PRESS デザイン: Amanda Ling-Ning Lo 刊行年:2018年4月 ページ数:176ページ 製本:PUR製本 ・(表紙) 5c + シルクスクリーン印刷 サイズ:W182 x H128mm x T18mm 言語:和文/英文/中文 価格:¥3,600(税込) 愛着の深い東京・大田区を中心に夜の路上を彷徨いながら人間の底知れないエネルギーや感情を全身感覚で掬い取る。 場所が発散する空気とそこに生きる人々の関係を定着させ、そこへ自身の記憶や経験も共振させる。 ストリートを生活の場とするような老若男女が一つの巨大な生命体のように活写される水島貴大の写真には、少年時代から放浪を繰り返し、未来への準備など無く、吹きっさらしの存在だけが許されていた頃の自分の思い出も滑り込む。 「スナップショットには多くのものが蠢いているのが見える。溺れる男が目にするように、人生のすべてが数秒の中に見えているように思える」(ウィリアム・クライン) スナップショットは人生の縮図である。 そこには過去に起こった出来事やかつて会った人々や生きられた場所の記憶が、現在に生きる孤独な人々の心に何重にも上書きされてゆく。 ーーーーーー伊藤 俊治 (美術史 / 東京藝術大学先端芸術表現科 教授)
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路上 2 【淵上 裕太】
¥2,000
SOLD OUT
著者 : 淵上 裕太 編集 : 宛超凡 デザイン : 唐雅怡 Limited edition of 500 刊行年 : 2018年9月 ページ数 pages:32 サイズ size : W210x H263mm x T3mm 製本・印刷 : 糸製本 4c 言語 : 和文/英文/中文 ISBN : 978-4-908851-04-9 C0072 価格 : ¥2,000- (税込)
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Blitz 【坂本 陽】
¥1,000
判型182mm × 257mm 頁数52頁 製本ソフトカバー中綴じ 発行年2018
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TIBET 【有元 伸也】
¥7,597
著者:有元伸也 発行:ZEN FOTO GALLERY 判型:227×297mm、176ページ、上製本 定価:6,906円(1000部限定) 発刊:2019年 「写真学校を卒業して間もない二十歳の頃、半年間のインド滞在中に撮影したフィルム全てを盗難されるという悲運に見舞われた。その後、次なるテーマを模索すべく新たな旅を開始した僕は、偶然立ち寄ったネパールのカトマンズで或るチベット人の家族と出会う。巡礼者である彼らと食住を共にするようになってから、彼らの故郷であるチベットをこの目で見たいと思い始めた。しかしその矢先、かねてからの不摂生が祟り肝炎を発症して入院、そしてその検査中に心臓の不調も発覚して急遽帰国の途を余儀なくされる。 帰国してからというものは、日雇いの肉体労働で旅の資金を蓄え、チベット関連の書籍を読み漁り、チベット語を勉強して次の旅に備える日々が続いた。そうして一年後、思い焦がれたチベットの地を初めて旅した時の感動は今も忘れることがない。様々な偶然や不幸な出来事が重なってチベットに辿り着いたのだが、もしかすると、それらの出来事はチベットに出会うべくしてあったのかもしれないと思えた。 いちど空っぽになった容器を満たすかのように僕はチベットにのめり込み、気がつけば二十代の人生の大半はチベットと共にあった。」 ― 有元伸也